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しわ・たるみタイプの注射に副作用はあるの?

しわやたるみ美容注射の中でも代表的なヒアルロン酸注射の副作用について解説していきます。

しわ・たるみ対策代表!
ヒアルロン酸注射の副作用とリスク

内出血が出る

ヒアルロン酸注射で、もっとも多く起こる副作用が内出血です。しかし、すべての人に起こるわけではなく、注射後の内出血は、10人に1人ほどの割合で発生するといわれています。

内出血の原因は、注射針と細い血管の接触です。症状が軽いものであれば1週間、強いものでも2週間くらいで消えていきます。外出時にどうしても内出血が気になる場合は、コンシーラーやファンデーションで隠すことも可能です。

内出血の症状を軽減するには、施術当日に、熱い湯船に長時間入らない、サウナに入らない、激しい運動をしない、お酒を飲みすぎない、注射部位をこすらない、ということを意識しましょう。

腫れる

内出血が強く出てしまったために腫れが出ることもあります。ただ、ヒアルロン酸注射後の腫れは3~4日で治まることが多く、ほとんどの場合は心配いりません。

もし腫れが出た際は、患部にできる限り触れないようにし、入浴も控えておきましょう。2週間以上腫れが続くようなら、アレルギー反応が起きている可能性があります。施術を受けたクリニックに相談してみてください。

痛みが続く

ヒアルロン酸注射の痛みには、施術中の痛みと施術後の痛みがあります。副作用として、術後に鈍痛を感じる人がいます。たいていの場合、1~2週間ほどで痛みは引いていきます。

施術中の痛みについてもあわせてご説明します。注射を打つのですから、やはり注射針を刺す痛みがあります。個人差はありますが、顔は手足の注射よりも痛みを感じやすいです。また、ヒアルロン酸が注入される際、圧迫感や違和感を覚える人もいます。

施術の際に、局部麻酔や表面麻酔を行っているクリニックも多いので、痛みが気になる人は事前に相談してみてください。

異物感がある

ヒアルロン酸を注入後、異物感を感じることもあります。注入する溶剤の量によっては、膨らんだような異物感もありますが、1週間ほどで気にならなくなる人が大半です。気になるからといって、注入箇所をこすったり、揉んだりしないようにしてください。

あまりにも異物感が取れず納得いかない場合は、ヒアルロン酸の溶解を検討してみてください。

仕上がりが不自然に感じる(左右差・アバター顔)

もともと人間の顔は対称ではないので、非対称のままが自然に見えます。例えば、左右差のあるほうれい線に同じ量のヒアルロン酸を注入すれば、差もそのまま維持した仕上がりになります。左右差を目立たせないためには、注入量の微調整が必要。これは医師の腕やセンスにかかっています。

また、頬や鼻へたっぷりとヒアルロン酸を注入した結果、映画「アバター」のように全体がつるんと膨れた顔になってしまうケースも。注入量を増やせば増やすほどしわ・たるみが消える…悩みが解決する…というわけではありません。経験のある医師は、自然な仕上がりになる程度の注入量を知っています。施術内容は担当医とよく相談することをお勧めします。

アレルギー反応

ヒアルロン酸は、体内にある成分なのでアレルギーを起こすことは、ほとんどないといわれています。たしかにその可能性は低いのですが、絶対にアレルギー反応が起こらないとは言い切れません。ヒアルロン酸溶剤に含まれる微量の添加物やその他の原料に、アレルギーを起こす物質を含まれることがあるからです。

ヒアルロン酸注入後、腫れや赤みが1週間以上続く場合、アレルギー反応の可能性もあります。万一、症状があらわれた場合には、ヒアルロン酸分解注射を打ち、抗原が留まらないように除去してください。

アレルギー体質などで心配な人は、カウンセリング時に相談してみましょう。アレルギーテストを受けることもできます。

細菌感染

ヒアルロン自体が細菌感染を引き起こすわけではありません。注入の際に使用する注射器の消毒や滅菌の不足、施術時の消毒不足、または院内が清潔でない場合に、細菌感染が起きるケースが稀にあります。

感染症の場合は抗生剤での治療が必要になります。その他、ヒアルロン酸の分解注射や、膿を出す切開手術を行うこともあるため、細菌感染が疑われる場合は、早めにクリニックを受診しましょう。

血流障害

血流障害が起きた場合、皮膚が紫や赤になり、痛みも生じます。これは誤って血管内にヒアルロン酸が注入されたケースです。ヒアルロン酸分解注射など、クリニックで対処してください。その状態のまま放置してしまうと皮膚が委縮し、凹みや赤みが残ります。さらに悪化すると皮膚が壊死する恐れがあるため、迅速な対応が必要です。

副作用の症状をやわらげるために

施術後の行動次第で、症状の程度が変わります。施術前に医師からも説明があるはずですが、施術後の注意事項を紹介します。

施術当日に避けたいこと

体が温まり血流が良くなると、特に腫れが出やすくなるため、施術当日は以下のことを避けるようにしましょう。

1週間ほど避けたいこと

施術から1週間ほどの間は、ヒアルロン酸が少し不安定な状態です。そのため、注入部位をマッサージしてしまうと、腫れたり、ヒアルロン酸が移動してしまう可能性があるので、避けるようにしましょう。

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美容注射の費用と期間について

美容注射は、美容や健康に役立つ成分を、素早く体に吸収させられる治療法です。美容注射の費用相場はヒアルロン酸約4~10万円(部位による)、プラセンタ約2,000~3,000円/1回、ビタミン約5,000円、コラーゲン8~12万円、BNLS・BNLS neo2万円/1本、といわれています。また、クリニックによって費用・治療期間ともに変動しますので、一度問い合わせてみることをおすすめします。

リスク・副作用について

美容注射のうち、ヒアルロン酸注射のリスク・副作用として、内出血・腫れ・痛み・異物感・仕上がりの左右差(アバター)・アレルギー・細菌感染・血流障害などが生じる可能性があります。

プラセンタ注射のリスク・副作用として、悪寒・悪心・発熱や痛み、原材料によるアレルギー、投与方法によるショック症状などが考えられます。

また、持病をお持ちの方は、合併症などが起こる可能性が高くなる恐れもありますので、不安な点についてはクリニックへご相談ください。