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美容注射がバレないようにするためには?
ヒアルロン酸やBNLSなどの美容注射はバレるのでしょうか?バレるとしたら、その原因はどこにあるのでしょうか?
美容注射はバレる?ばれないようにするには?
Q.顔のたるみやほうれい線が気になるようになり、セルフケアでの限界を感じてきたので美容注射をしたいのですが、施術後の周りの反応が気になります。急激な変化でドン引きされたらどうしよう……。
美容注射を打った後って、周りの人にバレるものでしょうか?「あの人、やってるよね」「あきらかに『いじった』よね」と、陰で噂されたり、冷ややかな視線を浴びたくないので、できれば誰にも気づかれないようにコッソリ打ちたいのですが……。
A.ヒアルロン酸注射の場合、美容注射を行ったことを周囲の人に気づかれないようにするためには、医師の技術が必要です。
鼻を高くしたり、涙袋を作ったり、ほうれい線などのしわを解消するためにヒアルロン酸を注入する人もたくさんいます。
巷では、涙袋や鼻にヒアルロン酸を入れる施術はバレやすいといわれているようです。実際、美容注射のカウンセリングの場でも、「アバターみたいに不自然になる」「眉間から鼻が生えているみたいで不自然な人を見かける」という話が出ることがあます。
アバターのように鼻が横に広がって太くなっていたり、真横から見た時に眉間から鼻が生えているようになってしまうのは、適切な溶剤を使っていなかったり、注入するヒアルロン酸の量が多すぎることなどが原因です。
ヒアルロン酸はやわらかいジェルです。そのため、鼻など一部の場所に大量に注入すると、高さが出るだけでなく、横にも広がってしまいます。とくに、鼻専用ではないやわらかいヒアルロン酸を使っていたり、安いヒアルロン酸を使っていると、横に広がることがあります。
そして、鼻が眉間から生えているという状態は、目と目の間の「鼻根部」を高くし過ぎてしまった場合に起こります。眉間と鼻根部が同じ高さになったり、眉間より鼻根部が低くなってしまうと、横から見た時に、鼻が眉間から出てしまうのです。
日本人はとくに、凹凸が少ないので、鼻を高くしようと欲張りすぎると、このような状態になってしまうので注意が必要です。
また、しわ解消のためにヒアルロン酸を注入する場合も、ほうれい線や目元など、患者さんがしわをなくしたい部位だけに注入しただけでは、自然な仕上がりにはなりません。
年齢を重ねるにつれて、目立つのはほうれい線や目元のしわですが、それ以外の場所でもたるみが出ていたり、肌のハリがなくなっていたりします。ほうれい線や目元だけにヒアルロン酸を注入したのでは、それ以外の場所とのバランスがとれず、不自然な仕上がりになってしまうのです。
ヒアルロン酸を注入したことが周囲の人にわからないように、自然な若々しい印象を実現するには、医師の総合的な判断が重要になります。
人間の顔は、完璧に左右対称だったり、しわのまったくない状態というのは、自然ではありません。そのため、場合によっては、多少、左右を非対称にしたり、わざとしわを残したりして、自然な仕上がりにすることも必要になってくるのです。
A.BNLSは急激な変化がなく、他人にばれるような施術跡が残らないのが特徴です。
BNLSは、施術当日は異物感がありますが、ほとんどの場合、翌日には腫れも引いているので、周りの人にばれるような、あからさまな施術跡はないといわれています。
BNLSは、早い人では施術後3日くらいから効果を感じ始めますが1週間くらいから徐々に効果があらわれてくることもあります。また、1回注射を受けただけで効果を感じる人もいますが、数回施術を受けることで効果を実感する人もいます。
つまりBNLSは、注入部位が不自然にへこんだり、しこりになったりすることがなく、1回であからさまに効果があらわれるような、急激な変化を伴う施術ではないということです。そのため、副作用の心配が少ない施術だといわれています。
逆に、複数回、施術を行うことでまんべんなくBNLSが注入でき、全体的に顔をスリムにすることで、自然に小顔を目指せるのです。