白玉注射・白玉点滴とは?効果とリスク
白玉注射・白玉点滴とは?
白玉注射・白玉点滴は、美白効果が期待できるグルタチオンを主成分として配合した美容注射です。身体の内側から美白・美肌を目指せる治療として、海外セレブや美容大国の韓国で人気を集めています。
日本でも白玉注射・点滴といったネーミングの目新しさと、エイジングケアに役立つ抗酸化作用や美白・美肌に導くメラニン生成抑制作用について、女性誌などでも多く取り上げられるようになりました。
ここではそんな白玉注射の効果や特徴、配合されている主成分、白玉点滴との違いなどについて説明していきます。また、都市エリアで白玉注射・点滴が受けられる美容クリニックについてもリサーチしています。
3種類のアミノ酸で構成されたグルタチオンが主成分
白玉注射・点滴の主成分であるグルタチオンは、グルタミン・システイン・グリシンの3種類のアミノ酸からできています。グルタチオンには優れた抗酸化作用によるアンチエイジング効果があるほか、メラニンの生成を抑制する作用によりシミの改善や予防にも効果的です。
そのほか免疫力を高める抗アレルギー作用もあり、肌荒れや皮膚炎など肌トラブルの症状を抑えて美肌に導いてくれる効果も期待できます。グルタチオンは肝臓や目の病気にも効果が顕著なことから、日本では昔から医療薬の原料としても使用されている成分です。
体内にもともとあるグルタチオンは20代をピークにどんどん減少するため、30代以降のエイジングケアとして定期的なメンテナンスが理想とされています。
クリニックによっては治療の効果をより高めるために、主成分のグルタチオンのほかにビタミンCやトラネキサム酸などの美容成分を配合できるところもあるので気になる方は相談してみましょう。
白玉注射と白玉点滴の違い
白玉注射・白玉点滴のどちらにおいても、主成分のグルタチオンを血管から直接体内に取り込む施術法のため、効果に大きな違いはありません。両者の特徴を簡単にまとめてみました。
白玉注射
施術にかかる時間は約5分程度と短く、距離によっては仕事のお昼休みでも処方を受けられる時間です。一度に注入する量は少ないため継続的に受けることで効果を感じられます。
p>短時間で済むため時間のない方に向いていますが、通いやすいエリアにあるクリニックを選ぶのがおすすめです。白玉点滴
施術の目安は10〜30分と時間はかかるものの、多くの量を体内に注入できるため抗酸化作用が長続きしやすいのが特徴です。休日には時間が取れるけれど少し遠方のクリニックでしか提供していないなど、頻繁に通うのが難しい方に向いています。
白玉注射・点滴のどちらも、効果を実感するのに継続的な治療が推奨されています。クリニックによっては注射もしくは点滴のどちらかしか採用していないところもあるため、クリニック選びの際に確認しておきましょう。注射と点滴の違いは施術にかかる時間や一度に処方できる量で、成分自体に違いがなければ抗酸化作用が期待できるのは変わりません。
白玉注射・白玉点滴をクリニックで受ける流れ
白玉注射・白玉点滴は切除を伴わない施術のため流れは難しくありません。クリニックによって多少異なりますが、大まかな流れは下記の通りです。
- クリニック受付
- スタッフや医師とカウンセリング
- 気になっている悩みなどを踏まえて診察
- 注意事項の確認や承諾書の記入
- 注射や点滴の施術
- お会計
白玉注射と白玉点滴は美容注射のなかでも比較的新しい施術です。クリニックによって費用は変動し、提供するメニューの名前も異なる場合があるため、事前の問い合わせで白玉と呼ばれる注射や点滴を希望していると伝え、提供しているかを確認しましょう。
施術の予約に空きがある場合など、状況によって受付当日に施術を受けられるクリニックもあります。すぐに施術を受けたい方は事前の問い合わせ時に当日対応ができるかも相談しておくのがおすすめです。
白玉注射・白玉点滴を提供するのはどんなクリニック?
白玉注射・白玉点滴の施術を提供するのは主に美容皮膚科クリニックです。整形手術を扱う美容外科クリニックが切除を伴わないメニューの一環として提供しているケースもあれば、主に薬の処方や医療機器をメインとした外科処置は行わない美容皮膚科クリニックで扱っているケースもあります。
普段通院している保険診療適用の治療がメインの美容皮膚科クリニックに通院している方も、もしかすると対応しているかもしれません。
一度施術を受けて終わりではなく継続的に注射もしくは点滴を受けるのが望ましいため、アクセスのしやすさなども考慮してクリニックを選ぶのがおすすめです。
注意点
白玉注射・白玉点滴の注意点として、効果を感じるまでの期間が長いという点があります。くわえて、場合によっては施術を受けられないケースがあるので要注意です。他にも注意点をまとめました。
注射・点滴でグルタチオンを注入するメリット
白玉注射・白玉点滴の主成分であるグルタチオンは、サプリメントや内服薬でも摂取できます。ただし、経口摂取だとさまざまな器官を経て毛細血管から吸収されるので効果の実感に時間がかかります。/p>
また、小腸でほぼ吸収されてしまうので摂取した分の効果を期待できないデメリットもあります。白玉注射・点滴であれば血管内に有効成分を直接注入するため、サプリメントや内服薬よりもスピーディーに効果を実感しやすいとされています。
効率よく効果的に美白・美肌に導いてくれるところが、白玉注射・点滴が人気を集めている理由の1つです。
白玉注射・白玉点滴の効果とは?
白玉注射・白玉点滴の効果は美白や美肌が期待できるという点。実は美容面だけではなく健康面でも期待できる効果があります。詳しく知りたい方はこちらをチェックして下さい。
白玉注射・白玉点滴の美容効果
- 全身の美白・美肌効果
- シミ・そばかす・肝斑の改善および予防
- 肌荒れの改善
- 強力な抗酸化作用によるエイジングケア効果など
白玉注射・白玉点滴の健康効果
- 肝機能の改善
- 生活習慣病の予防
- 疲労回復
- 抗アレルギー
- 免疫力の強化など
費用
白玉注射・白玉点滴は自由診療のため、クリニックによって料金設定はさまざまです。相場としては1回あたり6,000~8,000円程度。初回限定のお試し価格として、相場よりもお得な費用で治療を提供しているクリニックもあります。白玉注射・点滴の費用は配合されている美容成分や濃度などによって異なるため、クリニックを選ぶ際は費用だけで判断せずに施術の内容を確認しながら検討するのがおすすめです。
痛み
白玉注射・白玉点滴の痛みは通常大きいものではありませんが、全くないというわけでもありません。注射や点滴の針を刺す際にチクッとした痛みがあります。
点滴の場合は、点滴痛または血管痛と呼ばれる症状が出ることも。点滴痛や血管痛は、点滴を落とすスピードが速いことで血管に液体が入る際に少し痛みを感じる症状です。
血管が細く点滴に慣れていない方に症状が出やすいと言われています。痛みを感じた際は、医師や看護師に点滴を落とすスピードを調整できないか相談してみましょう。
期間
白玉注射・白玉点滴は、定期的なメンテナンスを行なうことで美白・美肌効果を継続して得られる治療法です。成分濃度や個人差によって異なりますが、5~10回ぐらいで効果を実感しやすいとされています。治療を受ける頻度としては週に1回または1ヶ月に2回程度。理想的な治療間隔には個人差があるため、カウンセリングで医師と相談しながら治療を受ける頻度や回数を決めていきましょう。具体的な通院回数の目安を知りたい方のため、こちらに期間の目安をまとめてみました。
副作用
白玉注射・白玉点滴の主成分であるグルタチオンはもともと体内にある成分なので、副作用の心配は基本的にないと言われています。ただし、点滴全般のリスクとして薬剤によるアレルギー反応で頭痛やめまい、発疹、腹部の違和感などの症状が稀にでるケースがあるので注意が必要です。
そのほか針を刺した場所に内出血を起こす場合もありますが、時間経過とともに目立たなくなります。副作用の心配はほぼないとされている治療ですが、ゼロではないため、アフターケア体制がしっかり整っているクリニックだと安心です。
通常心配するほどの副作用はありませんが、副作用についてしっかり知っておきたい方はこちらをチェックしてみて下さい。
白玉注射・白玉点滴を受けられない人
- 妊娠中・授乳中の方
- グルタチオンでアレルギー反応を起こしたことがある方
グルタチオンと合わせてほかの美容成分を組み合わせた点滴を受ける場合、上記以外の条件が発生する可能性があります。そのほか持病によっても白玉注射・点滴を受けられない可能性があるため、不安な点があればカウンセリングで医師にしっかりと確認しておきましょう。
白玉注射・白玉点滴が受けられるクリニック
白玉注射と白玉点滴はここ数年で一気に市民権を得た美肌施術です。費用や施術名は各クリニックによって異なりますので、必ず事前に確認するようにしましょう。
プラセンタ注射やヒアルロン酸注射と比べると、施術メニューに白玉注射や白玉点滴が明記してあるクリニックは限定されます。
そこで美容クリニックが多い都市部を中心に、白玉注射が受けられるクリニックを調べて一覧化しました。