公開日: |更新日:
ベビーコラーゲン注射に必要な費用
ベビーコラーゲン注射は高い?継続は必要?保険は適用されるの?など、ベビーコラーゲン注射の費用に関する疑問を、ヒアルロン酸との比較を含めながら解決に導きます。
ベビーコラーゲン注射はどれくらいかかる?
気になるベビーコラーゲン注射の費用相場を調べました。費用に大きく関わる保険適応内かどうかも併せてご紹介いたします。ベビーコラーゲン注射は高額
1ccあたり10万円程度がベビーコラーゲン注射の相場です。ヒアルロン酸注射では、一番高額とされるほうれい線への注入でも1ccあたり約30,000円程度のため、ベビーコラーゲン注射はヒアルロン酸注射を比較しても費用が高いことが分かります。
クリニックによって複数回のお得プランが用意されている場合があるため、2回目以降の施術では多少安くなる場合もありますが、それでも高額であることには変わりありません。
また、部位によって注入量が異なるため、金額に変動があります。顔に受ける場合は、一部位あたり0.5~1ccほど。首への注入だと1cc~2ccほど必要になります。ベビーコラーゲンの注入箇所として人気の高い目尻や目頭の小ジワの改善を図る場合、左右で約0.5cc注入するクリニックがほとんどです。
医師とのカウンセリング・診療を通して、どの程度の注入が必要なのかをしっかりと把握する必要があります。
ベビーコラーゲン注射は保険が利かない
ベビーコラーゲン注射は自由診療(保険適用外)です。そのため、クリニックによって費用が独自で設定されています。注入量の単位も異なるので、予算を踏まえてどれくらいの費用がかかるのか事前にに確認いたしましょう。
一定期間の保管も可能
ベビーコラーゲンを1度の施術で使い切れなかった場合、6ヶ月ほど清潔に保存して次回に活用するクリニックもあります。再注入の際は手技料のみの支払いと、当初の予定と費用が変動することがあります。
また開封後の保存ができないクリニックもあります。その場合は、原則として当日使用となり、購入した分量を使い切るように気になるシワにアプローチしたり、友人や家族とシェアしたりなど、衛生管理に十分配慮された環境での施術が施されます。
仕上がりに不満で修正したいときは?
ヒアルロン酸注射だとヒアルロン酸の成分を分解する注入剤を使用することで、その不満を解消に導くことができます。しかし、ベビーコラーゲン注射では、そのような分解剤が存在しないので、効果が切れるのを待つしか方法はありません。つまり、効果が切れるまでの数ヶ月、仕上がりに不満を持ったまま生活しなくてはいけないデメリットがあります。
このように高い費用を支払っても納得のいかない施術となることもありますので、ベビーコラーゲン注射の注意点やリスクについて、詳しく説明を受けることが重要です。
日頃のお手入れにかかる費用
保湿ケアをすることで、効果の長持ちに期待できます。乾燥はシワを作る原因になってしまいます。特に目の周囲は、身体の中でも皮脂の分泌が少ない箇所なので、乾燥しやすく、小ジワが生じることが多いです。
そのため、乾燥から肌を守るために、保湿ケアを意識することで、効果を長持ちさせることができ、その結果、次回の施術の日程を延ばすことが可能になります。施術後の保湿製品の購入にコストはかかりますが、結果的には長く効果を実感できるかもしれないので、保湿製品費用も考慮しておくと良いでしょう。
ベビーコラーゲンは継続注入が必要
ベビーコラーゲンは、その効果を保つために、定期的な注入が必要です。人によって効果の持続期間は異なりますが、1回目の注射のあとは、3ヶ月~6ヶ月ほどが多いようです。しかし、2回目以降もこの期間で接種する必要があるわけではありません。
ベビーコラーゲン注射は、注入剤を身体に入れることで、体内のコラーゲンの分泌を促進します。そのため段々と持続期間が延びることが期待できます。長い人では1年半ほどベビーコラーゲンによる若々しい印象を保てるかもしれません。
ただ、やはり一度に大きなお金が必要になるので、治療の計画をしっかり立てることが重要です。また、ヒアルロン酸注射との併用も検討することで、予算を抑えられることもあるので、医師と相談し、ベビーコラーゲン注射を打つべき場所を見極めましょう。
ベビーコラーゲン注射とヒアルロン酸注射を比較
ベビーコラーゲン | ヒアルロン酸 | |
---|---|---|
費用相場 | 約100,000円 |
法令線・・・約3万円前後、額・・・約20,000円~ 目の下・・・約10,000円~、鼻・・・約10,000円~ 唇・・・約10,000円~、胸・・・約2,500円/1cc(+施術費) ※クリニックごとに費用設定されているので、あくまで目安の料金となります。 |
保険適用 | 自由診療 | 一部保険適用あり |
持続期間 | 数ヶ月~1年半ほど(個人差あり) | 6ヶ月~1年ほど(個人差あり) |
施術部位(一例) |
目の周り、額、眉間、口元、首、唇など | 目元、目の上のくぼみ、法令線、頬、顎など |
使用する麻酔 | 主に表面麻酔 | 麻酔クリームなど |
分解注射 | なし(自然に吸収されるのを待つ) | あり(数回にわたり通院が必要) |
ヒアルロン酸注射と比べると、ベビーコラーゲン注射は高額であることがわかります。ヒアルロン酸注射は顔全体のたるみをリフトアップしたり、顔のバランスを整えたりする際に使用されることが多く、対するベビーコラーゲンは繊細なシワに対して優しくアプローチする際に用いられます。
人体のなかに元々存在するものを注入するベビーコラーゲン治療は、アレルギーが生じにくく、仕上がりに関するトラブルも発生しにくい特徴があります。
それぞれの特徴をしっかりと理解し、ヒアルロン酸注射との併用も検討することで費用を抑えることが可能です。
ベビーコラーゲン注射を受けられる全国のクリニック
全国にあるベビーコラーゲン注射を受けられるクリニックを調査しました。エリアは今後増えていく予定です。クリニックをお探しの方は、ぜひ参考にしてください。