水光注射とは？効果とリスク

水光注射は美容大国韓国で人気となり、日本にも導入された美容注射施術のひとつ。お肌のすぐ下にある真皮層に、非架橋ヒアルロン酸をベースとした薬剤を注入する施術です。非架橋ヒアルロン酸は、コラーゲンの生成を促し、肌にハリや潤いをもたらす効果が期待できます。

また、使用する薬剤の種類によっては「シャネル注射」と呼ばれることも。ヒアルロン酸に加えてビタミンやアミノ酸・ミネラル等、豊富な美肌成分が含まれることがシャネル注射の特徴です。

このページでは水光注射の特徴や副作用等を解説しています。

水光注射による効果

水光注射は薬剤をカスタマイズすることで、さまざまな効果をもたらしてくれる施術です。

• 肌の潤いを補給する
• ハリや弾力のアップ
• 小じわやちりめんじわの改善
• 毛穴の引き締め
• キメのある肌に導く
• くすみの改善

カウンセリング時に医師や看護師に悩みを相談するようにしましょう。

また、薬剤による効果だけでなく創傷作用による肌再生や、コラーゲン増生効果も期待できます。老化を防止する肌ケアとして注目の施術です。

水光注射を行った事例

【before】

【直後】

【1か月後】

専門の機器を使用して表皮に美容成分を注入した事例。肌の潤いが出て、くすみが改善している様子が伺えます。

水光注射の主な成分

水光注射の主な成分で期待される効果を解説します。

ヒアルロン酸	・保水力が高く、皮膚の乾燥を防ぎ、潤いを与える ・高い保水力によるしわの軽減といった複合的な改善効果も
プラセンタ	・アミノ酸やビタミン、ミネラル、ヒアルロン酸や酵素など、美肌成分が豊富 ・老化現象を強く元に引き戻す効果に期待できる ・シミやくすみ、ハリ・ツヤなど肌質を改善
マイクロボトックス	・自然な表情を保ちつつ、皮膚を引き締め小ジワを改善 ・過剰の発汗・毛穴の開きの改善で化粧崩れを抑制
ビタミンC	・メラニンの還元作用・生成抑制作用で、シミ・美白に導く ・創傷治癒と皮膚再生の促進で、紫外線から防御
成長因子	・コラーゲンの生成で弾力がありみずみずしい肌に導く ・乾燥による小じわやハリの低下・くすみなどを改善
トラネキサム酸	・シミの原因となるメラニンを抑制 ・肌の赤み、かぶれ、ニキビ跡などの色素沈着を改善

水光注射の流れと施術方法

水光注射は、次のような一連の流れにて合計60分ほどの施術となります。

1.カウンセリング

適切な施術を行うために、肌の状況を確認し、ヒアリングを行います。

2.メイク落とし

洗顔料やクレンジングを用意しているクリニックも多くあります。

3.麻酔

麻酔クリームを塗布。麻酔の効果が出るまで30分ほど待ちます。

4.施術

複数の極細の針がついたマシンで、スタンプのようにショットしていきます。お客さんの肌状態や肌質に合わせて、適切な針の深さ・吸引圧を設定することで、しっかりと美容成分を注入していくことが可能となります。

5.鎮静・整肌

コラーゲン増生、細胞活性、炎症抑制効果があるパックにて、お肌を整えていきます。施術後の赤みやヒリつき、傷の修復も早くなり、ダウンタイムの軽減につながります。

6.スキンケア

スキンケア・UVケアを行います。メイクは翌日から可能となります。

水光注射の痛みやダウンタイムは？

痛みはかなり少ない

マシンにて皮膚を吸引して密着させながら非常に細い針で注射を行う上、麻酔クリームを塗布するので、痛みをかなり抑えることができます。なお、麻酔クリームはクリニックにより別途料金がかかることもあるのでご留意ください。

ダウンタイムが短く、生活に影響を及ぼしにくい

水光注射のダウンタイムとしては、針跡が赤く点状に見えることがあります。しかし、2～3日程度で目立たなくなることがほとんどです。また、内出血が起こる場合もありますが、1週間程度で治まるでしょう。

いずれにしてもメイクやマスクでカバーできる程度のため、仕事にも影響を及ぼしにくい施術です。

エリア別！水光注射ができるクリニック一覧

ハリや弾力のアップ・エイジングケアに期待ができる水光注射に力を入れているクリニックを、エリアごとにまとめました。該当するエリアにお住いの方は、ぜひチェックしてみてください。

関東地方のクリニック

• 東京で水光注射

中部地方のクリニック

• 岐阜で水光注射
• 静岡で水光注射
• 愛知で水光注射

近畿地方のクリニック

• 大阪で水光注射
• 奈良で水光注射
• 和歌山で水光注射

中国地方のクリニック

• 岡山で水光注射

九州・沖縄地方のクリニック

• 福岡で水光注射
• 熊本で水光注射
• 大分で水光注射
• 鹿児島で水光注射
• 沖縄で水光注射

水光注射の効果の持続期間と施術頻度は？

施術直後から3か月～1年程度、効果が持続

水光注射の効果の持続期間は3か月から1年程度といわれています。配合する成分や個人差があるため、持続期間は様々です。多くの方が施術直後から効果を実感できますが、ヒアルロン酸は体内に吸収されやすいので、効果が実感できる期間が短く感じられることもあるかもしれません。

しかし、施術を重ねることで、注入部位の活性化された細胞が増えていくので、徐々に効果実感できる期間が長くなっていくでしょう。

施術の受け始めは2～3週間に１度のペースが理想

水光注射を始めたばかりのころは、2～3週間に一度のペースで施術を受けるとよいでしょう。はじめのうちは、ヒアルロン酸が体内に吸収しやすいためです。このペースで4～5回程度受けたあとは、徐々に1か月に一度、3か月に一度と頻度を下げていくとよいでしょう。

なお、施術をやめてしまうと肌は元の状態に戻るので注意が必要です。効果を持続するためにも、定期的に施術を受けることが大切です。

水光注射の副作用

水光注射の副作用には、赤みやかゆみ、内出血が生じる場合があります。施術部位を強く抑えたり擦ったりしないようにしましょう。