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PRP注射(顔)とは?効果とリスク

美容皮膚科や美容クリニックだけでなく、整形外科や歯科などのさまざまな医療機関で取り扱われているPRP注射。顔に注射することでどのような効果をもたらすのでしょうか?ここでは、PRP注射の美容や健康に対する効果や注意点についてまとめています。

PRP注射とは?

自分の血液中の血小板を用いた多血小板血漿療法です。

治療1ヵ月後くらいより効果を実感できます。効果がじわじわと出て6ヶ月くらいで完成されます。個人差がありますが、ほうれい線では少なくとも3年は効果が持続するようです。3年経過したら元に戻るわけではなく、ある程度の効果は残っています。ヒアルロン酸治療では難しかったほうれい線口唇付近の溝のような細い線にも効果がでます。

※引用元:SSクリニック「多血小板血漿療法(W-PRP)について」
(http://www.hifu-ss.com/main/w-prp/)

自分の成長因子を使う再生療法

皮膚を切った時と同じように、血小板から傷んだ組織の修復を促進する物質(成長因子)が供給され、傷んだ組織を元通りに直そうとする自己治癒機転が働いています。

PRP療法は、この"自分で自分を治す力(自己治癒力)"をサポートする治療法として、ヨーロッパやアメリカでは頻繁に行われている治療法です。

※引用元:順天堂医院「多血小板血漿(PRP)による治療について」
(https://www.juntendo.ac.jp/hospital/patient/other/prp.html)

美容医療では、この作用を利用してシワ・たるみなど見た目の状態の改善治療に使われています。

PRPを注入すると、コラーゲンやエラスチンの生成も促されます。自分の肌が再生する活力を取りもどし、シワがなくハリのある肌を追求できるのです。

幅広い分野で応用されている

PRP療法は元来、「PRP関節注射」として、変形性膝関節症の治療法に使われていました。整形外科の治療法としては一般的で、広く普及しています。

また、スポーツによる外傷や障害に対してもPRP療法が効果を発揮します。靭帯損傷や肉離れ、腱炎などの回復が早くなったり痛みが和いだりするため、早い復帰を望むアスリートなどにも人気です。自分の血小板のみで薬物が含まれていないため、ドーピングの対象にもなりません。スポーツ選手にも安心で安全な治療法として選ばれています。

さらに歯科医療の現場では、歯槽骨や歯肉の再生治療にPRP療法が応用されています。インプラント治療で骨の厚みが足りない場合や、歯肉が痩せてしまってインプラント体が安定しにくいケースに、骨や歯肉造成の目的で注入します。術後の回復が早まる効果もあるため、多くの歯科医院が採用しています。

失われた組織の再生や創傷回復のサポートとして、美容医療だけではなく幅広い分野で応用されている治療法です。

クリニックによって呼び方はさまざま

PRP注射は、取り扱うクリニックや医療機関によってさまざまな名前で呼ばれています。

これらは基本的な技術は同じで、自分の血小板を取り出して注射する施術です。

ただし、クリニックによっては抽出した血小板にさらに成長因子を加え、美肌効果を高めようとする方法もあります。効果のちがいや費用が気になる方は、添加物を入れずにPRPのみを注射する施術か、他の成長因子が添加されているかをカウンセリング時に確認すると良いでしょう。

導入方法は主に2種類

PRPを顔に注入するとき、主に局所注射と穿刺法の2種類の方法があります。ほうれい線やマリオネットラインなど、気になる部位の周辺に直接注射するのが局所注射です。

穿刺法は、ダーマペンや水光注射などの専用機器を使って皮膚の浅い層に細かい複数の針を刺し、顔全体に成分を行きわたらせるもの。目のキワや小じわ、肌全体のハリが気になる方に向いています。

肌の状態や症状によって最適な導入方法で治療することで、より効果を実感しやすいでしょう。

注入量や深さを誤ってしまうと、肌がふくらみ過ぎたり不自然な仕上がりになったりすることもあります。PRPについての知識が豊富で、習熟した医師に施術してもらうようにしましょう。

EGF・FGFとのちがい

自己治癒力を使って肌を再生させるための「成長因子」として、美容医療で使われるひとつにEGFやFGFがあります。

PRPは、出血を止める働きや細胞を再生させる働きがある「血小板」から取り出した成長因子。それに対し、EGFやFGFなどの「GF(グロスファクター)」は、細胞が分化するときに関係するたんぱく質の一種です。肌の上皮細胞や繊維芽細胞に関係していて、コラーゲンやエラスチンの増殖や成長を促します。

GFはもともと体内に存在する因子ですが、人工的につくられた薬剤があり、若返り治療やスキンケア製品で使われるのは合成製剤です。

PRPにはEGFやFGFなどの成長因子を放出する作用があることから、注射を受けることによって、自力で体内のEGFやFGFを増やすことにつながります。

PRP注射の効果とは?

PRP注射は、美容医療だけでなくさまざまな医療の現場でも使われています。美容効果と医療効果についてまとめました。

PRP注射の美容効果

シワやたるみの改善など、若返りを目指す方のさまざまな悩みを改善します。肌の内側から自己再生力を生み出すため、頬のコケや凹凸にも自然なハリが戻り、ふっくらとした若々しい肌を目指せるでしょう。

PRP注射の医療効果

加齢やスポーツによる故障など、慢性的な関節の痛みを改善することに使われており、整形外科の治癒では広く普及しています。また、歯周病治療やインプラント治療などの歯科の分野でもPRPが活躍。失った組織や細胞を再生させながら、治癒や回復を早められます。

PRP注射を受けるときの流れ

診察

PRP注射が受けられるかを診断します。注射が可能と判断されれば治療にすすめます。

採血

約10~20ccを採血します。クリニックや医師の方針によっては30ml程度採血する場合もあります。

遠心分離機にかける

遠心分離機を使って血液の成分を分離させ、血小板のみを取り出します。20分ほどで自分だけの「PRP注入剤」が出来上がります。

施術

取り出した血小板を少しずつ注入していきます。注射の痛みが気になる方には、麻酔クリームを使うこともあります。

帰宅

注射した部位をやさしくマッサージして、肌になじませたら施術完了です。赤みや腫れなどの軽い炎症が起こる場合がありますが、時間の経過とともに消えていきます。

PRP注射の施術時間はどのくらい?

採血から施術までは約1時間です。施術直後はメイクができない場合もありますので、マスクを持参しておくことをおすすめします。

カウンセリング当日も施術できる?

来院当日施術できるかは各医療機関の方針によって異なりますが、その日のうちに施術できるクリニックが多いようです。PRP注射のメリットだけでなく、デメリットやリスクなどもしっかりと聞いて、納得の上で治療を受けるか決めましょう。

PRP注射に副作用はある?

自分の血液を使うため、基本的にアレルギー反応はなく安全性が高いとされていますが、術後に内出血を起こすリスクがあります。また、注入後1~2日間は腫れたような感覚が残ることもあるでしょう。どちらも時間とともに消えていき、数日のうちに気にならなくなります。

痛みやダウンタイムはある?

局所注射の場合は極細の針を使うほか、表面麻酔を使うためほとんど痛みを感じません。ダーマペンや水光注射などの穿刺法は、使用する機器や個人によって痛みの程度が異なります。痛みに弱い方や不安な方は、麻酔を希望すると良いでしょう。

効果はどのくらい続く?

個人によって異なりますが、1回の治療で6~12か月効果が持続します。定期的に繰り返し治療を受けることで、長期にわたって若々しい肌を保てるでしょう。

PRP注射の注意点

効果には個人差がある

PRP注射は個人の自己治癒力を利用する方法のため、効果には個人差があります。また、1ヶ月~半年程度をかけてじわじわと効果が出てくるため、即効性を求めている方には向いていないでしょう。

効果が物足りないからといって追加注入したい場合も、PRP療法は注入した日から6ヶ月以上の期間をあけなくてはなりません。効果が出る期間や個人差があることをよく理解してから治療にのぞむことが大切です。

施術するクリニックは届け出が必要

再生医療で使われるPRP注射などは「特定細胞加工物」といって、製造を行う場合には事前の手続きが必要です。

届け出なしに製造した場合は法律違反となるため、PRP注射を受けたいクリニックが国の承認を受けているか、事前に確認しておきましょう。

承認を受けているクリニックは、厚生労働省のWebサイトにクリニックの名称が載っていますのでチェックしてみてください。

厚生労働省の承認を受けたクリニック

届出された再生医療等提供計画の一覧

※参照元:厚生労働省「再生医療について」
(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/saisei_iryou/index.html)

PRP注射を受けられない人

以下のような方はPRP注射を受けられない可能性があります。また、服用している薬によって受けられないことも。重大なトラブルを招かないためにも、カウンセリング時には既往歴や服用している薬の有無をしっかりと伝えて、医師の判断のもと治療を受けましょう。

PRP注射を受けられるクリニック【全国版】

安全にPRP注射を受けられる厚生労働省が認可したクリニックをエリアごとにまとめてみました。該当するエリアにお住いの方は、ぜひチェックしてみてください。

関東地方のクリニック

中部地方のクリニック

近畿地方のクリニック

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美容注射の費用と期間について

美容注射は、美容や健康に役立つ成分を、素早く体に吸収させられる治療法です。美容注射の費用相場はヒアルロン酸約4~10万円(部位による)、プラセンタ約2,000~3,000円/1回、ビタミン約5,000円、コラーゲン8~12万円、BNLS・BNLS neo2万円/1本、といわれています。また、クリニックによって費用・治療期間ともに変動しますので、一度問い合わせてみることをおすすめします。

リスク・副作用について

美容注射のうち、ヒアルロン酸注射のリスク・副作用として、内出血・腫れ・痛み・異物感・仕上がりの左右差(アバター)・アレルギー・細菌感染・血流障害などが生じる可能性があります。

プラセンタ注射のリスク・副作用として、悪寒・悪心・発熱や痛み、原材料によるアレルギー、投与方法によるショック症状などが考えられます。

また、持病をお持ちの方は、合併症などが起こる可能性が高くなる恐れもありますので、不安な点についてはクリニックへご相談ください。